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自分でやってみよう!競争店調査(ストアコンパリゾン)

自分でやってみよう!競争店調査(ストアコンパリゾン)
▲この記事を音声でお聞きになる方はこちら(約7分59秒)

自分のお店をもっと良くしたい。そんなときにおすすめなのが競合店調査(ストアコンパリゾン)です。狭義では自店の競争相手となる店舗を調査することですが、ストアコンパリゾンは広義として競争相手になりうる店舗も含めて比較・検討を行います。

例えば
自店が焼き鳥店の場合のストアコンパリゾンは
狭義▲ 周辺の焼き鳥店
広義◎ 焼き鳥を扱うお店(焼き鳥店、スーパー、コンビニ)、焼き鳥の代用となる商品を扱うお店(テイクアウト)など

ストアコンパリゾンで注意する3つのこと

ストアコンパリゾンの目的は、競争相手または競争相手となりうる店舗と自分のお店を比較・検討し、自分のお店の改善に活かすことです。そのためには以下の点に注意する必要があります。

1 定期的に観察をする
観察は一年のうち何度か定期的に行うことで他店の動向を掴みやすくなります。どの時期に観察をしたら良いか分からない場合は以下のような時期に観察してみましょう。
・新商品の販売開始時
・季節の終わりで商品が切り替わる時
・定期的なイベント販促時(お正月、クリスマスなど)

2 調査した内容を整理して記録する
調査した内容は後で見返すことができるように整理して記録を残しましょう。紙の方が記録を残しやすいのであればストアコンパリゾン用のノートを準備、パソコンで打ち込む方が記録を残しやすいのであれば任意のフォーマットをワードやエクセルなどで用意しておきましょう。

3 優れている点に注目する
どこがどのように優れているのか、どうして優れていると思ったのかに注目します。悪いところではなく良いところに目を向けるのがポイントです。(悪いところは改善したほうが良い点はどこだろう?どう改善したら良さそうかなという視点で見てみましょうね)。さて、良いからといって商品やサービスをそっくり真似して自分のところで実施することはしないようにしましょう。クリスマスやバレンタインなどの季節的な販売促進が似てしまうのは仕方がありませんが、同じ商品を同じように販売するのは差別化の点からみると考えものです。特に同じ商材を扱う近隣の競争相手の手法を、そっくり真似るようなことはやめましょう(自分がそうされたらとっても悲しいですよね)。

ストアコンパリゾン実施のステップ

ステップ1:調査の目的を明確にする
そもそも何のための調査なのか最初に目的を明確にしましょう。ありがちなのが、ストアコンパリゾンを行ったことによる達成感(自己満足)です。達成感はストアコンパリゾンを終えて、お店の改善ができたときまでとっておきましょう。何を改善する必要があって、そのために何が必要で、他店に何を調査しにいくのかを明確に。

ステップ2:調査項目を検討する
調査の目的が明確になったら、調査項目を検討します。調査の目的によって調査項目が変わってきますが、定期的に観察することを踏まえた項目にしましょう。

項目例
・販売商品と価格帯
・陳列や演出方法
・接客やサービス

ステップ3:調査対象の店舗を決める
ステップ1、2を踏まえて調査対象となる店舗(実店舗やWEBサイト)を決めましょう。ポイントは広義であることです。自店の直接的な競争相手だけではなく競争相手となりうる店舗も含めて決めていきましょう。

ステップ4:調査日程と時間を決め実際に調査する
どの時期に調査をするのか、調査にかける時間も決めましょう。特に実店舗の場合は何かを購入するなどしてささやかでもその店舗の売上を上げつつ、短時間で静かに観察しましょう。何も購入しないのに店舗の中をうろうろしている、許可も得ずに(ストアコンパリゾンだということを隠して)スタッフやお客様に調査項目の内容を話しかけることは絶対にしないようにしましょう。

ステップ5:情報をまとめて整理する
調査した項目や情報をまとめて整理しましょう。ここで定期的に見返すことができるようにしておくことがポイントです。あのとき何を調べていたのか、どう感じたのか、自店はどう対応するべきだと考えたのか、こういった情報の蓄積は一人経営にとってかけがえのない財産になるものです。データを貯める&見直して定期的に改善方法を検討しましょう。

ステップ6:自店の改善に活かす
ストアコンパリゾンは競合を調査することがゴールではなく、調査したことを自店の改善に活かすことがゴールです。予算や規模で実現が叶わないこともあるかもしれませんが、そんなときは「自分のお店だったら何ができるか、どうやったらできるか。」を何度も問いかけてみてください。ささやかなことでも構いません。自店の改善に活かしましょう。

おわりに

ちなみに私達もストアコンパリゾンを定期的に行っています。私達の場合は、私が見るだけでなくメンバーにも見てもらうことで異なる価値観や視点も取り入れるように心がけています。皆さんもご自身で出来るところから始めてみてはいかがでしょうか。

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