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コロナ備忘録 飲食店で対応した2つのこと

コロナ備忘録飲食店で対応した2つのこと

ご無沙汰していましたBRIGADEの酒井です。
私たちは4月より新規のご相談やお申し込みを休止し既存のお客さまへの対応を行っていました。この内容はその間どのようなことをしていたのか、私たちの備忘録としてご一緒させていただいている皆さまとの記録として残すものです。すこしピリッとしたことも申し上げますが何卒ご容赦ください(記載の内容を実施する場合は自己責任でお願いいたします)。

今回は【飲食店で対応したこと】について書き進めていきます。申し訳ありませんが資金繰りや補助金の申請は私たちで対応することができません。金融機関など適切なところに支援を求めてください。お問い合わせいただきましてもお答えいたしかねますので何卒ご容赦ください。

はじめに

基本的な情報は自分で収集しましょう
新型コロナウイルス感染症関連の支援や対策が二転三転したのは皆さまもご存知の通りです。拡散した対策などのリンクが古い(改定前の)ものであったり、好意で伝えてくれた情報の詳細が変わってしまったものもあるかもしれません。情報は定期的に自分で収集しましょう。誰かが言っていた、こうすればこうなるらしいなど、出所不明の情報は取り扱いに注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症関連(経済産業省のページ)
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

新型コロナウイルス感染症対策関連(総務省のページ)
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_sonota/covid-19/index.html

早急に行った基本的な2つの対策
その1 情報発信の徹底

私たちが最初に行ったのは情報発信の徹底です。発信手段はHPやSNSですがその内容はいくつか気をつけたことがありました。

1:営業日時
営業日時は何曜日の何時から何時までなのか、短縮するのかしないのか、HPのトップページ、SNSの各投稿とプロフィール画面にしつこいほど繰り返し記載しました。お客さまの数は減っても来店の可能性をしっかりと残す。あの店はやってるか分からないから…とお客さまの来店のきっかけを自ら切ってしまうことがないように、休んでいても更新は止めない&営業日時はしっかりと発信し続けました。

2:提供できるものは何なのか具体的に表現する
写真や文字で「どのような食べ物が・どのくらいのサイズで・値段はいくらで」提供できるのかを具体的に表現しました。持ち帰り(テイクアウト)できますだけでは訴求力が乏しいので、SNSでは写真の枚数を増やし内容が具体的に分かるように。店舗は数十メートル先からでも確認できるように「持ち帰り(テイクアウト)できます + 何が + いくらで」をポップで準備しました。

3:コロナに負けない・負けるなに商品を関連させない
※このように書いた方を否定するものではありません。
コロナに負けない・負けるなと関連させて商品を提供することは(お客さまの捉え方にもよりますが)こちらの窮状をダイレクトに感じさせてしまうものです。極端な話になりますが、様々な立場の方が苦しい状況下に置かれている時に「なぜこのお店を助けるためにわざわざお金を使わなければならないのか?」と思われてしまう可能性があります。お客さまも様々な状況に揺さぶられていているのですから、自分を助けてくれと訴えて購買をしていただくのには限度があります。応援で購買を促す時期が過ぎた今はお客さまの支えや活力になる方に表現を(商品の提供方法を)していかなければなりません。私たちはまず提供していた商品をテイクアウトで提供できるように整えたあと、後述する”これからの価値観に対応するために”に沿って見直しを行いました。

その2 
自店のコロナウイルス対策方法を明確に表現する

消毒・マスク・シールド・手袋着用などどのように対策を取っているのかを、実行するだけではなく店頭店内ポップやHP・SNSで周知しました。ただどこまで行うのが適切なのかは店舗によって(その方の価値観によっても)差があり、神経質になりすぎてしまう部分もありました。対策方法を明確にすることは、どのような姿勢でお客さまをお迎えするのかこちら側の意志(お客さまを大切にする、自分たちも気を付ける)を表すところです。

表現が必要なところ
・自分自身(従業員)の感染対策は何か
・お店(店内環境)の感染対策は何か
・お客さまへの感染対策のお願いやご協力はどのようなことか

これからの価値観に対応するために

ウィズ・アフターコロナの生活様式が唐突に始まり、飲食店は急速に引き起こされた価値観の変化(外食機会の縮小による変化・代用の台頭など)に早急に対応しなくてはなりません。簡単に答えがでるものはありませんが、考え方のひとつとして私たちは販売方法の切り口を増やすこと、増やせるかを検討しました。


切り口の例
・あとは家で盛り付けるだけ 数日分の副菜まとめ売り
・下ごしらえ工程こちらで済ませておきました 素材売り
・好きな時に自宅で解凍して食べてね 冷凍売り
・自宅の鍋持ってきていいから 一鍋売り
・ロスになる前にお得意様にLINEで 告知売り

考え方のポイント
1:仕入れ~提供までの流れでできるものを考える(追加投資しない)
2:なるべく手間をかけない(作業工程の中で自然発生するものを利用する)
3:お客さまが楽になること嬉しくなるものにする
4:切り口(何をやるか)を絞る前に頭をフル回転して全部考えを出す

おわりに

お気づきになったと思いますが、切り口を増やすことは自分の提供できる価値の再確認に繋がります。価値が見直される今だからこそ、これまでは価値だと思っていなかったことも切り口を変えることで価値になる可能性があります。できるできないは右においてあらゆる可能性を全力で考えてみてください。時間も費用も限界が迫っている今、自分のお店のために下す決断はどのようなものも尊いと思います。おいしいものを作るひとは誰かの身体や命や思い出を作るひと。可能性を作ることができるひとだと私たちは信じています。



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